2017/12/24 台北: 迪化街, 西門

一週間の滞在の為、ホステルは避けつつ、評判が良い安いホテルを予約していました。Wi-Fi、朝食、ベッドメイキングもありましたが、風呂について、洗面所にシャワーはあるがバスルームが無い。しかしアメニティは揃っており、床に排水溝もある…相当狭いので、まさかと思いました。しかし、使い方をイメージしながら、意外と何とかなりました。ホテルの予約サイトは、各ホテルが5つ星で評価されますが、3つ星以下はショックを受ける施設が時々あります。少々高くても4つ星以上が安心でしょう。










今調べてみたら、どうやらデンマークのビール会社らしい。
http://mikkeller.dk/




台北駅に近いホテルでしたので、どこへ行くにも便利でした。寺巡りの予定の一つ、迪化街の霞海城隍廟へは歩いて行けました。

2年前に訪れた際、台湾の友人に連れて行って頂きました。友人は慣れたもので、一通りの手順を見せてくれたのですが、覚えられませんでした。この寺の人にガイドを依頼すると高額なので、事前に勉強していました。
  • 入口で金紙と線香を購入する。金紙は指定の台に置いておき、線香は指定のガスコンロで火を点ける。
  • 外の香炉に向かいお参りする。3回、線香を掲げるか頭を下げるか。名前と住所、生年月日、具体的な願い事を伝える。日本語でも良いらしい。
  • 境内に各神様が祀られており、指定の順番でお参りする。具体的には香炉で願うので、ここでは頭を下げる位で良いのではと個人的感想。
  • 香炉に線香を立て、金紙を焼却炉で燃やす。焼却炉が閉じている時は、金紙がまとめられている箱の中に入れる。後で寺の人が燃やす。
  • お茶を頂く。お菓子を溶かしているらしく、これが美味しい。
この寺では金紙と線香は50台湾ドル。50台湾ドルはコインですが、持っていなかったので、100台湾ドル紙幣でお釣りを要求しました。しかし恐らく、日本と同じく気持ちの問題で、幾ら払っても良いのではないかと思います。寺で値切ったような形になり恐縮です。尚、これから巡るお寺の中にはお賽銭を要求しない所もあります。

周辺は土産物が多く、頼まれていた絵葉書などを物色しました。





寒暖の差が激しいものの、今思えば、この日は暑かった。日差しが強い。






寺が集中する西門町という場所の訪問を予定していました。迪化街から近いのですが、普段デスクワークで歩かないせいか、足がすぐに駄目になり、小指にまめが出来ます。靴が悪いのかも知れません。

台湾の友人曰く、ここは60年代までは若者の街で、今は台北101周辺に集中していると。それでも大阪のアメ横のような騒々しい場所でした。右側の食堂は安くて良さげでしたが、すべて繁体字で書かれており、残念ながら入りにくかったです。



台北天后宮。勝手が分からず解説を依頼しましたが、基本、年配の方は英語も日本語も通じません。しかし私のような旅行者の為に、日本語の通じる若い方を呼び、丁寧に教えて頂きました。金紙と線香のみと思っていましたが、ろうそくも重要アイテムで、香炉の両脇に立てておくようです。


金紙は金箔が貼られた豪華なものです。どうやら台湾では、祝日でなくともお参りしますし、一人一束と決まっている訳でもなく、家族の分か何なのか、数束掴んでいく人もいるので、昨今の公害のニュースに納得しました。どの寺の金紙も見た目は同じで、専門の業者があるのでしょう。




繁体字が読めないので、どうも英語表記がある店を選んでしまいます。この日はバーで高めのポテトとコーヒー、露店の肉まんなどで済ませました。


艋舺清水巌祖師廟。やや門が閉じた状態でしたが、そういうものなのかも知れません。境内へは入れました。手前の食堂が良い感じでしたが、ちょっと食べてしまった後でした。






ここが繁盛していて、入ってみたかったです。



今回行きたかった張記牛肉麵は19:30までと聞いていましたが、既に閉店していました。別の日に行く事になります。メニューが麺や餃子に限られ、期待ほどではありませんでした。



台湾省城隍廟は、参拝手順が書かれておらず右往左往しました。おみくじは神様に引いて良いかどうかお伺いしますが、引く事自体はどの寺も無料です。問題は紙の保管場所が分かり辛い時があり、また書かれている内容が読めない事です。ここでも紙の保管場所が不明でした。本来、この引いた『乙巳』の棚から紙を取り出す訳です。

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