2018/12/23 Kuala Lumpur 3: Islamic Arts Museum Malaysia (IAMM)
23日中に、行けるところは行ってしまおうと思い、件の美術館へ行ってきた。あまり期待しておらず、時間があれば行っても良い程度だったが、予想外に充実した内容だった。
これまでも日本の色々な美術館へ行ったが、このようなものは見た事が無い。今までもこれからも、日本に入ってくる部類では無いと思われる。初めて見るイスラムの様式美だった。
チャイナタウンからここまで歩いたが、徒歩ではまともな道が存在せず、随分苦労した。横断歩道が少なく、車が通り過ぎるのを見計らって道路を横断するのが日常的で、年寄りには酷な交通事情である。
着いた時は汗だくで、何よりも先に併設のレストランへ行った。レストランは12時開店だったらしく、自分が来て、しばらくしてから開いた。しかし夕食用のレストランのようで、この時は飲み物しか注文出来なかった。
美術館自体は素晴らしかったが、このレストランの給仕は怪しい。まったく高額な訳では無いが、会計が信用できなかった。相手が片言の日本語を話す場合は、何か思惑があると考えた方が良い。
ここまで来る事が目的で、美術鑑賞はどちらでも良かった。しかし入場料は安かったので、再訪も考慮し、23日中にざっと鑑賞する事にした。すると、多くの展示品、また予想外の品質に驚く事になった。
これは天井のアーチで、4種類くらいある。
イスラムが共通点であり、展示品の国や時代は様々。多くは西暦1000年以前だったと思う。
皿に文字で一線引いているのみという、とてもモダンな作品。中心からややずれているのも意図的のはず。
1000年以上前のデザインとは思えない。手前のはダンヒルか、と思う。
先程の皿とコンセプトは似ているようだが、ここまですると呪物のように見える。
巻物のケース
ペンケースとインク壺
多くの書物が陳列されていたのが驚きで、またいずれも、これまでの人生で目にした事が無いような代物だった。内容は分からないが、コーランや国語、教科書のようなものではないかと思う。多くは19世紀以降のもののようだったが、中には14世紀のものもあった。
葉っぱの上に書かれた、Jeli Thuluthという書体によるカリグラフィー。19世紀のオスマン帝国の時代だそうだが、「Ottoman Turkey」がオスマン帝国である事を初めて知った。この場合、英語も当て字だと思われるが、日本語から意味を推測出来ない事が言語習得の壁に感じる事がとても多い。日本の学校の教科書は、なるべく連想出来るような日本語を掲載してほしいと思う。
豆本
コーランと思われるが、日本の法事の時の本のように、良く使い込まれている。
大切に使われていたようなのが驚きで撮影したが、それ程古いものではないかも知れない。年代を確認し損ねた。
当時のインテリアの再現と思われる。
イスラム建築様式の種類があり、その模型を展示している。分類出来る事に驚いたが、国によって形が異なる側面もあると思われる。
模型を作るのって大変で、建築事務所なら模型担当のスタッフを雇っている。関係者や学生は見てて楽しいと思う。
品質は不明だが、すべてダイヤモンドらしい。
Mandarinと書かれているので、丼茶碗なのは確か。食べ物の器として使っていたかは不明。
美術館の照明も凝っている。
これまでも日本の色々な美術館へ行ったが、このようなものは見た事が無い。今までもこれからも、日本に入ってくる部類では無いと思われる。初めて見るイスラムの様式美だった。
チャイナタウンからここまで歩いたが、徒歩ではまともな道が存在せず、随分苦労した。横断歩道が少なく、車が通り過ぎるのを見計らって道路を横断するのが日常的で、年寄りには酷な交通事情である。
着いた時は汗だくで、何よりも先に併設のレストランへ行った。レストランは12時開店だったらしく、自分が来て、しばらくしてから開いた。しかし夕食用のレストランのようで、この時は飲み物しか注文出来なかった。
美術館自体は素晴らしかったが、このレストランの給仕は怪しい。まったく高額な訳では無いが、会計が信用できなかった。相手が片言の日本語を話す場合は、何か思惑があると考えた方が良い。
ここまで来る事が目的で、美術鑑賞はどちらでも良かった。しかし入場料は安かったので、再訪も考慮し、23日中にざっと鑑賞する事にした。すると、多くの展示品、また予想外の品質に驚く事になった。
これは天井のアーチで、4種類くらいある。
イスラムが共通点であり、展示品の国や時代は様々。多くは西暦1000年以前だったと思う。
皿に文字で一線引いているのみという、とてもモダンな作品。中心からややずれているのも意図的のはず。
1000年以上前のデザインとは思えない。手前のはダンヒルか、と思う。
先程の皿とコンセプトは似ているようだが、ここまですると呪物のように見える。
巻物のケース
ペンケースとインク壺
多くの書物が陳列されていたのが驚きで、またいずれも、これまでの人生で目にした事が無いような代物だった。内容は分からないが、コーランや国語、教科書のようなものではないかと思う。多くは19世紀以降のもののようだったが、中には14世紀のものもあった。
葉っぱの上に書かれた、Jeli Thuluthという書体によるカリグラフィー。19世紀のオスマン帝国の時代だそうだが、「Ottoman Turkey」がオスマン帝国である事を初めて知った。この場合、英語も当て字だと思われるが、日本語から意味を推測出来ない事が言語習得の壁に感じる事がとても多い。日本の学校の教科書は、なるべく連想出来るような日本語を掲載してほしいと思う。
豆本
コーランと思われるが、日本の法事の時の本のように、良く使い込まれている。
大切に使われていたようなのが驚きで撮影したが、それ程古いものではないかも知れない。年代を確認し損ねた。
当時のインテリアの再現と思われる。
イスラム建築様式の種類があり、その模型を展示している。分類出来る事に驚いたが、国によって形が異なる側面もあると思われる。
模型を作るのって大変で、建築事務所なら模型担当のスタッフを雇っている。関係者や学生は見てて楽しいと思う。
品質は不明だが、すべてダイヤモンドらしい。
Mandarinと書かれているので、丼茶碗なのは確か。食べ物の器として使っていたかは不明。
美術館の照明も凝っている。
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